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建築・不動産業界求人状況

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テンポールHR企画営業事業部です。


建築・不動産関連企業の職種別求人動向です。
全般的に極めて厳しい状況がしばらく続くものと思われます。
転職・再就職活動を行っている方、予定している方は目安に
なると思います。


★求人動向指数:1〜5
  (1:少ない→5:多い)


■建築設計(意匠):

意匠設計、企画職は、日増しに求人が減少しています。
新規物件が少ないため最大手クラスも採用を控えています。
比較的不況の影響が小さい商業系建築設計職で採用を
行っている企業が数社ありますが、応募者も多くハードルは
高くなっています。平均年齢が高めの設計事務所などで
今が採用のチャンスとみて若手獲得に乗り出す動きが多少
散見されます。
年収レンジ:250〜550万円

■建築設計(構造・設備):

改正基準法等の影響で引き続き需要が高い職種です。
しかしながら不況の影響で新規物件は少ないため耐震診断、
改修等の物件が増えています。求人内容は即戦力者が
対象となってきているためハードルが高くなりつつあります。
年収レンジ:400〜800万円

■施工管理(建築):

新規物件の減少の影響が大きく、積極的な採用はほとんどありません。
商業系、改修系の施工で一部採用があります。
大手、準大手クラスでもリストラが継続中のため中高年の求職者の方は
極めて厳しい状況と言わざるを得ません。
年収レンジ:350〜600万円

■施工管理(設備):

電気、空調系の若手技術者の求人は引き続き好調です。
主要建物の設備老朽化問題があり、設備改修業務では人材不足です。
特に電気施工管理については業界の高齢化問題も重なっているため
経験者であれば好条件の転職先を見つけることができると思います。
年収レンジ:400〜750万円

■監理:

監理、CM、PM系の業務は新規物件の需要が無いため、
現在は求人がほとんどありません。自社の人員に余剰感を感じる企業も
多いため他部署の有資格者が監理業務を行うようにしているようです。
なお、検査業務についても新築が少ないため採用はほとんどありません。
年収レンジ:350〜500万円

■不動産全般:

業績不振の企業が多いため採用はほとんど行われていません。
秋以降に業界の下げ止まりを期待したいところです。
年収レンジ:***〜***万円

*****
  編集後記
     *****


引き続き厳しい状況が続いており、悪化する傾向があります。
現在は、企業側も売り上げ減をカバーするために企業努力を
行っている最中なので新規採用を数年間見送る企業も多いです。

景気の急回復は期待できない状況なので、転職や再就職の際は
これまでの考え方を変えて柔軟な姿勢で臨むことを強く推奨します。

特に不動産関連企業に就業されていた方は、給与水準が高いので
大幅な年収ダウンを前提に再就職活動を行う必要があります。
求職者のみではなく、ご家族の理解と努力も重要になっています。

未経験職種に転職を希望されている方は、
現在は状況が悪すぎますので時期がくるのを待ってください。

構造設計、設備設計経験者でやむを得ない理由で転職する方は、
求人ニーズは多いですが、企業側の事情もよく理解したうえで
活動を行ってください。希望年収が高すぎるケースが目立ちます。

不況下でも、財務の良好な中小零細企業はかなりありますが、
求職者の大半は大企業のほうが将来安定すると思いがちです。

現在大企業の求人に応募して採用されるケースは極めて稀なので、
その間に他の中小零細企業の内定チャンスを逃してしまうケースが
増えてきています。

厳しいときだからこそ、周囲と異なる行動を取ることができる方が、
この不況を乗り越えることができると思います。

これから活動をする方は、ご自身が考えているよりも現状は倍以上
厳しいと認識してください。無駄に時間を費やさないためにも
求人媒体に応募するだけでは分からない周囲の転職・再就職
活動事情についての情報収集もぜひ行ってほしいと思います。

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